オーバーローンで売却できない

オーバーローンとは、ご自宅を購入するときに金融機関から借り入れをする場合にも使われますが、今回は”売却する際のオーバーローン”についてご説明させて頂きます。

住宅ローンの返済困窮や今後の返済の目途が立たない場合、売却を検討される事があると思います。
ローンが無い、残高はあと少しだけといった方以外は、必ず今の借入残高と売却価格の差額を事前に調査する必要があります。もし、売却価格が住宅ローンを下回っている場合、差額資金を差し入れなければ、基本的には物件は売却できません。

【オーバーローンか否かの調べ方】
・住宅ローンの残債を確認（返済予定表又は、金融機関に直接確認）
・ご自宅の売却価格を調べる（インターネットによる相場・不動産会社に売却査定を依頼する）

調べた結果、オーバーローンになる可能性が高い場合、高くで売れれば良いのではと思いがちですが、ほとんどの不動産は相場がある程度決まっており、よほど特別な事情が無い限り、突出して価格を上げて売ることは難しいと考えたほうがよいでしょう。

では、どうすれば良いのでしょうか。

【オーバーローンが判明した場合の選択肢】
・売却を延期する
・不足金を用意する
・賃貸物件にする（ご自身がローンが払えなくても賃料で返済可能なこともあります）

上記の選択肢が困難な場合、任意売却をお勧めいたします。任意売却はオーバーローンの最後の砦と言えるでしょう。売却しても返済できない残額を計画的に返済することが可能です。自己破産をしない再出発ができます。

弊社では、最初のご相談から売却に至るまで全てワンストップで行うことが可能です。お気軽にご相談下さいませ。